サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

2022年夏アニメ序盤感想

夏アニメの序盤感想です。

 

   

 

2022年夏の視聴作品と暫定評価
  • R.W.B.Y 氷雪帝国【○】
  • リコリス・リコイル【◎】
  • メイドインアビス(2期)【◎】
  • サマータイムレンダ【◎】継続
  • 新テニスの王子様 U-17 WORLDCUP【△】
  • 異世界おじさん【◎】
  • よふかしのうた【◎】
  • ラブオールプレー【○】継続
  • アオアシ【◎】継続
  • 彼女、お借りします(2期)【◎】
  • シャドーハウス(2期)【◎】
  • ラブライブ!スーパースター!!(2期)【○】
  • 継母の連れ子が元カノだった【△】
  • カッコウの許嫁【○】継続
  • Engage Kiss【○】
  • それでも歩は寄せてくる【△】

 

夏は16作品。今期もわりと観てます(; ・`д・´)

 

毎期恒例ではありますが・・

特に面白いと感じた作品をピックアップ。

 

面白さが加速する継続組

後半クールに入り衝撃の展開と緻密なサッカー描写が心を掴んで離さない『アオアシ』。熱さとひたむきさとクレバーさのバランス、渇望する才能に恵まれず泣きながらもまだ自覚のない才能を開花させるべく努力を積み重ねる芦人の真っすぐさ。ストレートな面白さが好きです。

 

人間の逆襲が熱い後半クールの『サマータイムレンダ』。解き明かされる謎に驚きつつもまだ全容は明かされておらず・・。島で繰り広げられる人と影の戦いには毎回釘付けになってしまう引力がありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安定感のある続編組

前期の面白さの勢いそのままに2期も楽しませてくれる続編勢三本柱『シャドーハウス』、『かのかり』。『メイドインアビス』。この中でも私が特にお気に入りなのは『メイドインアビス』。その壮大な世界観と柔らかいタッチの絵、まっすぐな子供たち、を取り巻くダークな展開で毎週目が離せませんね。この面白さ、度し難い・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想像以上に面白い新規組

夏からの新規組の中からは2作品を推したい。とにかく雰囲気のいい作品『よふかしのうた』『だがしかし』のコトヤマ先生の作品。キャラデザはくせのある感じだが、夜の街が舞台なだけあって夜景が恐ろしくキレイ。メインの二人の掛け合いもどこか抜け感があって楽しめる。雰囲気イケメンなんて揶揄もあるが、この作品はポジティブな意味で雰囲気アニメ。いいよ、すごくいい・・

 

もう一つは圧倒的存在感を放つ『異世界おじさん』。やりつくされた異世界系をこう扱ってくるのか・・と発想に驚きつつ、おじさんを中心とした会話がとにかくテンポよくそして間がイイ。超一流声優陣で固めたキャスティングの妙。絵柄にクセがあるけどそれを補って余りある面白さ。オマージュもエッジが効いててええね。

 

 

 

 

ハイクオリティなオリジナル組

A-1 Pictures制作の今期の話題をさらうオリジナルアニメ2作品。悪魔退治×三角関係ラブコメの『Engage Kiss』。1話の印象は正直あまり良くなく期待値も低かったですが、3話がターニングポイント。ここまで観る気力があれば・・なんですが(笑)。主人公が悪魔と交わした契約の代償が明かされるわけですが、この代償である記憶の消去という設定をこの後の展開にうまく絡めていて楽しませるいいスパイスになってます。ドロドロとし過ぎない三角関係は見やすいですが・・記憶を無くしてまで行う復讐劇はその動機すら失っても続けていくのか・・鬱々とした匂いが漏れてます。個人的には評価が割れる作品かなと思ってますが・・クール終わりに振り返るとどう感じているんだろうか。今のとこダメンズに惹かれる女子達のラブコメ感が強すぎて・・そこの解釈よなあ。

 

もう一つは今期の大本命『リコリス・リコイル』。とにかく主役二人の明るいやり取りが微笑ましく、重い設定とのコントラストもいい。こちらもこの先重い展開が予想されるため、その話運び次第ではどうかなってところ。主題歌にClariSやさユり、A-1、足立監督、と売る構成要素で固められているのである程度は面白さは確約されているだろうと思ってましたが、今のところその想像以上にキテる印象。

 

 

 

 

 

 

 

2022年春アニメ総括

2022年春アニメの総括です。

 

   

 

2022年春の視聴作品と評価
  • パリピ孔明【◎】
  • であいもん【◎】
  • エスタブライフ【△】
  • サマータイムレンダ【◎】
  • 阿波連さんははかれない【○】
  • ダンス・ダンス・ダンスール【◎】
  • 虹々咲学園スクールアイドル同好会(2期)【○】
  • ラブオールプレー【○】
  • アオアシ【◎】
  • SPY×FAMILY【◎】
  • 可愛いだけじゃない式守さん【◯】
  • かぐや様は告らせたい(3期)【◎】
  • 群青のファンファーレ【○】
  • くノ一つばきの胸の内【△】
  • カッコウの許嫁【○】

 

視聴は15作品。数はそこまで多くないですが、◎をつけた作品は個人的にかなり面白く感じた作品ばかりで、振り返ると結構楽しめたクールだったなあという印象でした。

 

個人的春アニメベスト5

1位:サマータイムレンダ

2位:パリピ孔明

3位:ダンス・ダンス・ダンスール

4位:アオアシ

5位:であいもん

 

1位:サマータイムレンダ

『タイムリープミステリーを俯瞰しろ!』

 

夏の小さな島で繰り広げられるタイムリープミステリー。やり直しを俯瞰して考えられる慎平の切り替えの早さはタイムリープものには相性バッチリやし話がサクサク進むから観てる方はストレスフリーなんだけど・・死に戻りで戻れるスタート地点が死ねば死ぬほどズレていき取り返しがつかなくなってくるデメリットもあるので多用は出来ないというこの絶妙な設定のバランス。とにかく面白い。端的に言うとシュタゲとひぐらしを混ぜ合わせたような感じ。面白くないわけがない・・!

 

 

 

 

 

2位:パリピ孔明

『気分上々でチキチキバンバン↑↑』

 

出オチ感のスゴイ設定なんだけど、巧く話が作り込まれていて最後までずっとその魅力にハマりっぱなしでしたね。孔明の計略で状況をひっくり返す序盤、それ一辺倒だと飽きていたんでしょうけど実は主人公のEIKOそして後に相棒となるKABEの熱い成長物語でありそのオリジナリティと熱さに引き込まれました。全編ほぼラップバトルに費やす大胆な構成や置鮎さんと千葉翔也君の熱演、11話のKABEの煽りラップのかましなどぐっと胸が熱くなるシーンが多く、お仕事シリーズで成長を描いてきたP.A.WORKSの真骨頂炸裂でした。

 

 

 

 

 

3位:ダンス・ダンス・ダンスール

『熱くて輝いててビリビリドッカーン』

 

とにかく展開が早くテンポもイイ。オリジナリティと熱い展開、バレエの魅力を余すことなく表現する綺麗かつ分かりやすい演出で魅了する映像シーン。正直キャラデザや主人公のつっぱりすぎなところがあまり好きではなかったんですが、バレエとちゃんと向き合う、自分を省みる、相手を認めるなど好きなものを通じて人間的成長を感じられる部分が観ていて心地よかったですね。最後の選択は正直驚きましたし、主人公の噛ませ犬感は凄かったですが、「好きなものにとことん突き進む」というある意味誰よりも恵まれたバレエの才能を見せつけられ、最後までらしい終わり方でした。『パリピ孔明』ではザ・本渡ちゃんて感じの演技に対して、こちらでは幼女から明るさとアンニュイを併せ持つ少女と幅の広い演技の本渡ちゃんが素晴らしかった。ストックあるし二期はよ!

 

 

 

 

 

4位:アオアシ

『感じるな、考えろ』

 

正直サッカーの事はよくわからないんですが、だからこそここまで緻密に詳細にサッカーというものを一から分解した上で主人公に再構築させていく展開に惹かれるのかなあ。超人的な技で魅せるスポーツマンガではごっこで止まるけど、アオアシは見ていると明日からサッカーの練習に活かせそうな、自分でも葦人みたいにひたむきにやれるんじゃないか!?とサッカー少年に手の届きそうな夢を観させてくれるいい作品だと思います。挫折と成功体験を繰り返し進む様はとにかく熱い!観ていて気持ちがイイ!!

 

 

 

 

 

5位:であいもん

『出会いは一瞬、出会えば一生』

 

京都の和菓子店を舞台にしたはんなりとした雰囲気が魅力のヒューマンドラマ。もうね、めっちゃ京都感!観るGOTO京都!それぞれに抱える悩みや傷、重いものもあるけど人の優しさ思いやりが気づけば状況を変えていってる。劇的にじゃなくじんわりと。上位4作品の様な圧倒的な引きの強さや、熱さなどはないけど、この作品にしかない雰囲気がいいアクセント。視聴作品の中では唯一無二の癒し系。いい作品です。

 

 

 

 

 

まとめ

1位の『サマータイムレンダ』が飛びぬけて面白く、2位の『パリピ孔明』と3位の『ダンス・ダンス・ダンスール』は面白さにオリジナリティと熱さを兼ね備えていて好みにハマり評価高め、そのあとに『アオアシ』・『であいもん』と続きました。

 

『SPY×FAMILY』、『かぐや様(3期)』どちらもトップレベルで面白かったのですが、『SPY×FAMILY』は優等生過ぎる安定した展開で先が読めてしまうゆえに回を重ねるごとに少し尻つぼみ感があり、『かぐや様』は続編ものゆえのマンネリ感というか目新しく感じれない部分がやはり新規勢の勢いに圧されたかなと。とはいえ最終回の劇場版並のハイクオリティな映像と演出、音楽は大変すばらしく点と点が線になっていく伏線回収の過程とそのウルトラロマンティックな結果にはセンチメンタルクライシスでした!意地を張ってるのではなく意志を通して告白はせずとも気持ちを伝えあったやりとりはまさに天才達の恋愛頭脳戦!

 

あと春作品に関連した部分でいえば、今期のアニソンは歌手が豪華すぎでしたね。鈴木雅之、吉岡聖恵、[ALEXANDROS]、YUKI、髭男、星野源・・

FNS歌謡祭できるレベルやんかこれ(笑)

 

 

2022年春アニメ序盤感想

春アニメの序盤感想です。

 

   

 

2022年春の視聴作品と暫定評価
  • パリピ孔明【◎】
  • であいもん【○】
  • エスタブライフ【△】
  • サマータイムレンダ【◎】
  • 阿波連さんははかれない【○】
  • ダンス・ダンス・ダンスール【◎】
  • 虹々咲学園スクールアイドル同好会(2期)【○】
  • ラブオールプレー【○】
  • アオアシ【◎】
  • SPY×FAMILY【◎】
  • 可愛いだけじゃない式守さん【○】
  • かぐや様は告らせたい(3期)【◎】
  • 群青のファンファーレ【△】
  • くノ一つばきの胸の内【○】
  • カッコウの許嫁【○】

 

春は15作品。継続作品なし総入替でこの視聴数。絞ったつもりでしたがなんだかんだ本数増えてました。個人的には結構粒ぞろいのクールな印象です。ゆるっと癒し枠の『であえもん』・『阿波連さん』、安定のラブコメ枠の『式守さん』・『カッコウの許嫁』、熱いスポーツ枠『ラブオールプレー』・『アオアシ』・『群青のファンファーレ』・『ダンス・ダンス・ダンスール』と微笑ましくもあり楽しくもあり熱くもある。

 

個人的春アニメ序盤四天王

パリピ孔明

タイトルから醸し出す出オチ臭(笑)

淡々と自然に渋谷に馴染んでいく孔明の姿が面白く、歌よし戦略よしのサクセスストーリーはサクサク進んでリズムよくその中身は王道、気分上々なタイトルとのギャップがこれまた面白いですね。

 

 

 

 

 

 

アオアシ

王道の熱血スポーツアニメ。他のスポーツアニメと何がどう違うんだ?と問われると答えられないんですが、なんかバチっとはまりました。アニメのジャンルも多岐にわたり多様性が求められる現代において、王道スポーツものが逆に一蹴廻って新鮮に思えたんですよね。先鋭的なラーメンが蔓延る中でやっぱなんだかんだで中華そばがすきなんだよなー的嗜好。ドロスがOPってとこもムネアツなんだよねー。

 

 

 

 

 

SPY×FAMILY

まず間違いなく今期で一番期待されていて、一番話題になっている作品でしょう。髭男と星野源が主題歌に起用されているあたりライトな層にも目を向けてもらえるようアニメは制作されていることが伺えます。放送時間も深夜よりも少し早いですし家族で観る事が出来る内容。こども ちち はは と みれるます。

 

期待を裏切らない映像クオリティと演出、声優陣のハマり具合。フォージャー家三人の掛け合いが見事で面白い。スパイや殺し屋など血生臭いテーマを扱っているのに重くないさせない笑えなくさせないこの味付けが見事。アーニャがほんといい味出してるんよなあ。シビ辛麻婆豆腐の味に深みを出すため少しだけ加える砂糖のようなそんな感じ。可愛いだけじゃないアーニャさん!

 

 

 

 

 

 

かぐや様(3期)

もうここまで来るとマンネリ化するかなあと思いましたが、毎回笑えるこの引き出しの多さと1期からの関係性、伏線を見事に織り交ぜていて飽きさせないんですよねー。

 

ラブ要素だけなら数多の名作の壁は高いですが、『ラブコメ』としてのバランスの良さはかぐや様以上の作品って思い浮かばないなあ。

 

 

 

 

 

2022年冬アニメ総括

冬アニメの総括です。

 

   

 

2022年冬の視聴作品と評価
  • 錆喰いビスコ【△】
  • その着せ替え人形は恋をする【◎】
  • ハコヅメ【◎】
  • 王様ランキング【◎】継続
  • SHAMAN KING【○】継続
  • からかい上手の高木さん3【△】
  • ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン【○】
  • スローループ【○】
  • プラチナエンド【○】
  • 明日ちゃんのセーラー服【◎】
  • 鬼滅の刃 遊郭編【◎】
  • 進撃の巨人 FINAL SEASON【○】

 

冬は12作品。ここ最近では視聴数がかなり少ないクールとなりました。

 

2022年冬アニメベスト5

1位:鬼滅の刃 遊郭編

2位:ハコヅメ

3位:その着せ替え人形は恋をする

4位:王様ランキング

5位:明日ちゃんのセーラー服

 

てなわけで2022年冬アニメの個人的な5強です。まあ鬼滅が強かったね。高すぎる期待を軽々と越えてくるクオリティのアニメーションで毎週楽しませてくれて感謝しかありません。視聴者たちの期待、それに応えるスタッフや声優さんたちのプレッシャーが凄まじかったと思いますが、『鬼滅の刃』という作品に集中する熱量がそのまま制作陣の作品を盛り上げるモチベーションにつながったのではないでしょうか。圧巻の一言。鬼滅を超えるのは鬼滅しかない、とにかく次の刀鍛冶の里編も楽しみです。

 

話題性でいえば、冬クールから始まった作品の中で頭一つ二つ抜けていたのが『着せ恋』。映像クオリティはもちろんキャラクターの個性やラブコメディとしての完成度も素晴らしく、『思わず応援したくなる』ようにさせる雰囲気作りが見事。そしてギャルの良さを存分に轟かせてくれた作品。まさかこの年でギャル属性に目覚めるとは(笑)

 

高い映像クオリティそして独特の描写で個性を発揮していたのは『明日ちゃんのセーラー服』。内容としては穏やかな学園モノなのだがとにかく明日ちゃんの一挙手一投足から目が離せない引き込まれる魅力。女学生に転生するならこの世界線がイイ・・。

 

コメディながら余すことなく交番勤務の全てを描写し時にほろりと時に気分が落ち込むようなリアルを提供するのが『ハコヅメ』。話の幅の広さとリアルな話題を誇張せずにしかし絶妙に興味を惹きつける話の運び方がお見事。完成度の高い作品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬クールに観て面白かったアニメ

2022年冬クールは視聴数が少なかった分時間に余裕があったので、過去に観たくても観れなかった作品をたくさん視聴することが出来ました。その中から個人的に面白かったアニメを抜粋してみました。・・おまけコーナーです(笑)

 

魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語

まずは映画。10年の時を経てまどマギの映画新編を視聴。ありがとうアマプラ・・!

途中までは本編で描写できなかった不足していた部分を描いてくれた夢のような展開、ファンディスク的な楽しい話でもあったんですがどんでん返しからラストまでの展開が・・もうね、これスクリーンで観てたらキレるレベルかもしれん(笑)。そしてこの終わり方で10年近く放置しといてからの正統続編を描くと発表されたので・・この続きが楽しみですね。

 

 

 

映像研には手を出すな!

二年ほど前?に話題となっていた作品で様々な賞にも選ばれた傑作。序盤はマニアックな印象が強くイマイチ乗り切れない部分もありましたが中盤以降どっぷりとこの作品の世界観にハマる。学園祭以降は映像研のファンの様な立ち位置で視聴(笑)。伊藤沙莉さんの独特なハスキーボイスがええ味出してましたねー。ありがとうアマプラ・・!

 

 

 

 

ウマ娘

今最も話題になっているソシャゲーの一つであり、音楽番組でも度々見かけるほどに流行っている『ウマ娘』。そのアニメ作品、正直ゲームの宣伝ありきのイロモノ系かなと思っていたらなんと1期は4年ほど前で意外と古く今の流行と結び付けられないのよ。

 

1期は正統派青春スポコンちょい百合ストーリーでストレートな面白さ。2期は挫折する事の多い展開で主人公のトウカイテイオーよりも周りのキャラの活躍が目立つ。それもキャラの個性あってこそ成り立つというものでありますし、テイオーの復帰→有馬記念の展開はその大半を彼女の挫折にスポットを当てていたからこそ熱く盛り上がる話になっていて振れ幅の広く胸を打つ泣ける話でした。てかめっちゃ泣いたんやが・・

 

ツインターボの激走や、テイオー復活の有馬、スズカの復活など名シーンの枚挙に暇がないが、この作品の何が一番すごいって現実に起こった事とアニメのストーリーを巧くリンクさせている部分ですね。ファンなら見たかったアナザーストーリーであったり現実のエピソードを巧くつなげ合わせたり・・、私は競馬は素人ですがウマ娘を観ては競走馬のエピソードを調べアニメと比較し・・そのリンクのさせ方に感動を覚えました。

 

とにかくスタッフの競走馬へのリスペクト、アニメに落とし込む発想に脱帽。

2期までぶっと通しで視聴しました。

 

 

ありがとうアマプラ・・!

2022年冬アニメ序盤感想

冬アニメの序盤感想です。

 

   

 

2022年冬の視聴作品と暫定評価
  • 錆喰いビスコ【△】
  • その着せ替え人形は恋をする【◎】
  • ハコヅメ【◎】
  • 王様ランキング【◎】継続
  • SHAMAN KING【○】継続
  • からかい上手の高木さん3【○】
  • ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン【○】
  • スローループ【◎】
  • プラチナエンド【◎】
  • 明日ちゃんのセーラー服【◎】
  • 鬼滅の刃 遊郭編【◎】
  • 進撃の巨人 FINAL SEASON【○】

 

冬は12作品。だいぶ絞った・・というか気づけば観なくなっていた(笑)。普段なら△評価の作品は今期ほとんど1話切りになってしまってますね。多忙なのもあるがとにかく食指が動かなかった・・。

 

意外と粒揃い!?な2022年冬

視聴したいと思う数こそ少ないですが、クオリティが高いなあと個人的に感じた作品がちらほらありました。

 

とにかく今期の特徴は『作画クオリティの高さ』

 

先日最終回を迎えた『鬼滅の刃 遊郭編』の映画クオリティの超絶神作画をはじめ、独特のタッチと構図でキラキラと輝く女子を描く『明日ちゃんのセーラー服』、ちょっとムフフなシーンも多く目に嬉しい『その着せ替え人形は恋をする』など画力が強い作品が多い。画面から目を惹きつけて離しません。

 

 

 

 

 

 

コメディに関してはゆるっと頭を空っぽにしながら観れる枠として『スローループ』が観ていて実に心地よい。さすが安心と信頼の芳文社!ほんで日岡なつみさんの独特の声質がたまらないんだよなあ・・。『くまみこ』で初めて聴いた時からすごくツボっていたんですが・・出てこられずで・・『スーパーカブ』以降コンスタントに各クールで主役級をされていて、最近はよくお聞きするようになって個人的にうれしいですね。

 

今期とくにイチオシなのが『ハコヅメ』。独特の空気感を醸し出し、ゆるいコメディでありながら警察現場のリアルがきちんと描かれていてタメにもなるし、ドラマがしっかりと作り込まれている。笑えるし時にほろっとするし、作品の幅は広く毎回飽きないしいつも安定した話のクオリティで楽しめてます。

 

 

 

 

 

楽しめる作品自体は少ない印象ですが、多忙な中で数を一杯見るのも困難なんでこれくらいがちょうどいいかなっと思ってます。鬼滅、マンキン、ジョジョとジャンプ新旧ビッグタイトルが揃いふみなのも、鬼滅→進撃のゴールデンリレーな日曜日も堪能できる中々良きクールです。

 

 

【2021年アニメランキング】私的アニメアワード2021

年が明けてだいぶ経ちますが・・

昨年の振り返りをしてみます。

 

   

 

2021年のアニメを格付けしランキング形式で発表していきます。

 

※あくまで個人的主観に基づいた評価となりますのであしからず

 

2021年視聴作品と評価
  • 俺だけ入れる隠しダンジョン【
  • リゼロ(2期)【◎】
  • 七つの大罪(4期)【○】
  • 回復術士のやり直し【△】
  • ひぐらしのなく頃に業【◎】
  • 約束のネバーランド(2期)【△】
  • BEASTARS(2期)【○】
  • Dr.STONE(2期)【◎】
  • ゆるキャン△(2期)【◎】
  • 呪術廻戦【◎】
  • 五等分の花嫁(2期)【◎】
  • はたらく細胞(2期)【○】
  • はたらく細胞BLACK【◎】
  • ホリミヤ【◎】
  • バック・アロウ【×】
  • デジモンアドベンチャー:【○】
  • 進撃の巨人(4期)【◎】
  • 無職転生【○】
  • プレイタの傷【×】
  • 裏世界ピクニック【△】
  • 天地創造デザイン部【△】
  • EX-ARM【△】
  • SK∞【△】
  • 恋と呼ぶには気持ち悪い【
  • 聖女の魔力は万能です【○】
  • ひげを剃る。そして女子高生を拾う。【○】
  • 幼なじみが絶対に負けないラブコメ【○】
  • 灼熱カバディ【◎】
  • ゾンビランドサガR【◎】
  • ゴジラ S.P【△】
  • スーパーカブ【○】
  • やくならマグカップも【△】
  • 究極進化したクソゲー【○】
  • 蜘蛛ですが、なにか?【◎】
  • SSSS.DYNAZENON【◎】
  • ましろのおと【◎】
  • バクテン!!【◎】
  • Vivy【○】
  • 86【○】
  • スライム倒して300年【○】
  • イジらないで長瀞さん【△】
  • シャドーハウス【◎】
  • 東京リベンジャーズ【◎】
  • 美少年探偵団【○】
  • ドラゴン、家を買う【△】
  • うらみちお兄さん【○】
  • かげきしょうじょ【◎】
  • Sonny Boy【△】
  • NIGHT HEAD【△】
  • 平穏世代の韋駄天達【◯】
  • ヴァニタスの日記【△】
  • 不滅のあなたへ【◎】
  • ぶらどらぶ【△】
  • 小林さんちのメイドラゴンS【○】
  • ひぐらしのなく頃に卒【○】
  • 月が導く異世界道中【○】
  • 出会って5秒でバトル【○】
  • 100万の命の上に俺は立っている(2期)【○】
  • SCARLET NEXUS【△】
  • カノジョも彼女【○】
  • ぼくたちのリメイク【○】
  • RE-MAIN【○】
  • マギアレコード 覚醒前夜【◎】
  • 僕のヒーローアカデミア(5期)【◎】
  • 探偵はもう、死んでいる。【○】
  • ラブライブ!スーパースター!!【◯】
  • 86(2期)【△】
  • 吸血鬼すぐ死ぬ【△】
  • 月とライカと吸血姫【○】
  • 白い砂のアクアトープ【○】
  • 古見さんはコミュ症です。【△】
  • プラオレ!【△】
  • 王様ランキング【◎】
  • SHAMAN KING【○】
  • ブルーピリオド【◎】
  • 結城友奈は勇者である 大満開の章【△】
  • 終末のワルキューレ【○】
  • サクガン【△】
  • 無職転生(2期)【◎】
  • 鬼滅の刃 遊郭編【◎】
  • 見える子ちゃん【◎】
  • プラチナエンド【◎】
  • ODD TAXI【◎】

 

2021年に視聴した82作品の中から特に面白かった傑作10選。

※鬼滅の刃 遊郭編は話数少ないため今回は選出対象外

 

【各クールの最優秀作品】

冬:呪術廻戦

春:東京リベンジャーズ

夏:東京リベンジャーズ

冬:王様ランキング

 

2021年アニメランキング

1位:呪術廻戦

2位:東京リベンジャーズ

3位:かげきしょうじょ

4位:シャドーハウス

5位:Re:ゼロから始める異世界生活(2期)

6位:ゾンビランドサガR

7位:王様ランキング

8位:見える子ちゃん

9位:ブルーピリオド

10位:無職転生(2期)

 

2020年はオリジナル作品が強い印象でしたが、2021年は面白かったオリジナル作品は少なかったように思います。『呪術廻戦』『東京リベンジャーズ』など話題作がひしめく中で、アニメ化をきっかけに知ったりハマった作品が多く意外性のある一年でした。

 

今航海中の映画の反響からも、呪術は2021年のアニメ界の顔と言えるし呪術一色にさせなかった東リベの人気もすさまじかった!

 

※追記

ODD TAXI忘れてました…。

これが2021年1番です!

 

 

 

 

 

 【2021年アニメ総括記事】

www.marureze.com

www.marureze.com

www.marureze.com

www.marureze.com

 

 

【2021年秋アニメ総括】個人的にハマったアニメランキング

秋アニメの総括です。

 

   

 

2021年秋の視聴作品と評価
  • 86(2期)【△】
  • 吸血鬼すぐ死ぬ【△】
  • 月とライカと吸血姫【○】
  • 白い砂のアクアトープ【○】継続
  • 古見さんはコミュ症です。【△】
  • プラオレ!【△】
  • 王様ランキング【◎】
  • SHAMAN KING【○】継続
  • ブルーピリオド【◎】
  • 結城友奈は勇者である 大満開の章【△】
  • 終末のワルキューレ【○】
  • サクガン【△】
  • 無職転生【◎】
  • 鬼滅の刃 遊郭編【◎】
  • コードギアス【-】
  • 見える子ちゃん【◎】
  • プラチナエンド【◎】

 

秋は17作品。

 

 

秋アニメTOP5

5位:プラチナエンド

『天使の力で新世界の神へ』

 

原作は『デスノート』のタッグ。神を目指すところはデスノと共通だが、その特殊な力を授けるのが死神とは真逆の天使というのが今作の設定。デスノを踏まえてあえて・・って感じの作り方と感じました。

 

神候補各個人が固有の特殊能力を授けられていたら面白いかなあ・・なんて考えた自分はバトル漫画に毒されてますね(笑)。シンプルな設定と追加要素、設定の解釈で広がる戦い方などデスノを彷彿とさせる部分があり中々見応えがあるやり取りが展開されてます。主人公である明日の行き過ぎた善人ぶりがもうここまでくると狂人レベル。後半クールも楽しみです。

 

 

 

4位:無職転生

待望の2期。『ターニングポイント』というサブタイトルが最終回まで観てからその意味合いが分かる、この構成の緻密さ。ルーデウス(転生前の男)の人としての成長の描き方が、人生やり直しの転生ものだからこそできるものですし、俺TUEEEに徹してなくちゃんと人としては弱いままだという描写を最初からしているからこそ、最後の玄関から一歩出るシーンは感動もの。続編はよ。

 

 

 

 

 

3位:見える子ちゃん

別名見せる子ちゃんともいう・・(笑)

とにかく『見える』という設定をフルに活用してコメディにもシリアスにも応用していて巧い作品でした。見えるからこその苦悩、見えるからこそ触れられる想い、見えないところでの恐怖などなど・・。見える、見えない、オーラも見える、と女子三人組それぞれで見えている世界が違うのも面白いね。

 

 

 

 

 

2位:ブルーピリオド

熱い描写と静かに燃えている展開、主人公の自信のなさが逆に武器になっていく、何が武器になるかわからない美術は確かで不確かなものでありそのあり様次第っていうところがテーマとリンクしていて面白かったです。話の展開としては芸大に受かってここからがスタートなので全然進んでいないような・・(;・∀・)

 

 

 

 

1位:王様ランキング

悪人のようで善人だったり、実はみなボッジを案じていたりと可愛らしいキャラデに沿う形で実はちょっとハートフルな側面も出てきていますが、展開は冷酷で怖い部分が多く、ミランジョやボッスの真意が掴めていない現状では不気味さが際立ってますね。散り散りになり最終的に国を取り戻すために皆集うって展開とか王子が国を追われるとことかはそこはかとなくアルスラーン戦記を思い出しますね。

 

 

 

 

 

2021年秋アニメ序盤感想

秋アニメの序盤感想です。

 

   

 

2021年秋の視聴作品と暫定評価
  • 86(2期)【△】
  • 吸血鬼すぐ死ぬ【○】
  • 月とライカと吸血姫【○】
  • 白い砂のアクアトープ【○】継続
  • 古見さんはコミュ症です。【○】
  • プラオレ!【△】
  • 王様ランキング【◎】
  • SHAMAN KING【○】継続
  • ブルーピリオド【◎】
  • 結城友奈は勇者である 大満開の章【○】
  • 終末のワルキューレ【○】
  • サクガン【△】
  • 無職転生【◎】
  • 鬼滅の刃 無限列車編【-】
  • コードギアス【-】
  • 見える子ちゃん【◎】

 

秋は16作品。

まだ観ずに溜めてる作品がそこそこあるけど観ずにそのままハードディスクからデータを消去すると思われる・・。あまりそそられないんだよなあ・・(;・∀・)

 

全体的な印象は・・今期も微妙。

一応視聴している作品は興味を持ったものばかりではあるんだけど、それでも面白さの平均値はあまり高くないかなあ・・というのが秋の序盤の率直な感想。

 

15年経って蘇ったギアス(再放送)とテレビアニメとして生まれ変わった鬼滅の刃(無限列車編)が無ければかなり寂しかったクールかも・・(笑)

 

そんな秋クール、ここまでの個人的四天王は『無職転生』・『見える子ちゃん』・『ブルーピリオド』・『王様ランキング』です。

 

無職転生

待望の2期。火力は無いけど、スケール感の大きい世界観に独特の緩さがクセになる安心して見れる作品!転生後の序章でコメディタッチの多かった1期の作風をベースに、今回は異世界冒険譚として旅をしながら様々な種族と触れ合い成長していく王道ファンタジー色強め。シリアスな感じが見え隠れしてるのがなあ・・旅の果てに家族と会えないってENDはちょっと重すぎるけど・・果たして!?

 

 

 

 

 

見える子ちゃん

シカト系ホラーコメディ。

(幽霊が)見える子ちゃんであり(お色気要素も)見える子ちゃん(*´▽`*)

 

ハイテンション系も好きだけど、ちょっとテンション低めのアンニュイ感じのキャラもイイのが雨宮天さん!みことの相性グンバツ!そしてOPもEDもよき。

 

『見える』事の扱い方、展開のさせ方が巧い。マンネリ感の出てきた4話で披露した衝撃の事実、その構成力には脱帽です・・。たまらず1話からもう一度観直しました。伏線の張り方やその回収のタイミングがお見事。4話で一気に評価を上げた、巧い作品。

 

 

 

 

 

ブルーピリオド

ここ数話はちょっと失速気味ですが、1話終了時点ではダントツ。展開は王道熱血系なんだけど演出が独特というか・・題材に沿った目を引くモノ。ただ、会話のテンポがちょっと気になるかな。

 

 

 

 

王様ランキング

まだ2話までしか放映してませんが、かなり期待できる滑り出し。絵柄は可愛らしいのにボッジの辛い境遇やカゲの悲しい過去が中々ヘビーでそのギャップが面白い。

 

ノイタミナでは珍しく2クール構成。長いように思えるけど、丁寧にじっくり2人の活躍を描くにはちょうど良いのではないかなあ。2話のラスト、涙を流すボッジを観てると2人の応援をしたくなるのは不可避(*´▽`*)

 

 

 

 

 

【2021年夏アニメ総括】個人的にハマったアニメランキング

夏アニメのまとめです。

 

   

 

2021年夏の視聴作品と評価
  • うらみちお兄さん【○】
  • かげきしょうじょ【◎】
  • 白い砂のアクアトープ【○】
  • Sonny Boy【△】
  • NIGHT HEAD【△】
  • 平穏世代の韋駄天達【◯】
  • ヴァニタスの日記【△】
  • 不滅のあなたへ【◎】継続
  • ぶらどらぶ【△】
  • 小林さんちのメイドラゴンS【○】
  • ひぐらしのなく頃に卒【○】
  • 月が導く異世界道中【○】
  • 出会って5秒でバトル【○】
  • SHAMAN KING【○】継続
  • 100万の命の上に俺は立っている(2期)【○】
  • SCARLET NEXUS【△】
  • カノジョも彼女【○】
  • ぼくたちのリメイク【○】
  • RE-MAIN【○】
  • マギアレコード 覚醒前夜【◎】
  • 僕のヒーローアカデミア(5期)【◎】継続
  • 探偵はもう、死んでいる。【○】
  • ラブライブ!スーパースター!!【◯】
  • 東京リベンジャーズ【◎】継続
  • デジモンアドベンチャー:【△】継続

 

夏は25作品。

視聴数は多いけど印象に残る作品は少なかった気がします・・。

 

夏アニメTOP5

5位:不滅のあなたへ

『死と別れずに生きていく』

 

不死身のフシの成長を描く作品。

死なないが故に多くの死を目の当たりにしてきたフシが、散っていった人達の想いを連れて生きていく。フシの中にいる限り、不滅。グーグーの話ほんま泣けたなぁ・・

 

 

 

4位:ヒロアカ(5期)

『光が強くなれば闇も深くなる』

 

5期後半クール。すでに決定している6期で本格的な衝突を予感させるヒーローとヴィラン。その序章といった下準備を描いた後半クールは死柄木たちヴィラン連合にスポットが当たる。ヴィランアカデミアと題し展開される闇の成長。ヒーローを題材にしている作品ではありますが公平にヴィランにも尺を割いてます。絶望を描くのが上手く、個性社会においてヒーローとヴィランはほんと紙一重ともいえる危うさにハラハラさせられますね。デクと死柄木、出会う人とタイミングなだけなんですよね・・二人の立場を分けたのは。どっちも純粋にヒーローに憧れていた少年だったのに・・

 

 

 

 

 

 

3位:マギアレコード 覚醒前夜

『アナザーまどマギ』

 

8話しか放映していない上に結局完結していないという・・(笑)

とにかく圧倒的な戦闘描写、まどマギファン歓喜の展開、目の保養でした・・。5人そろってワルプルギスの夜に立ち向かっていくラスト・・10年を経て観られるなんて・・

 

 

 

2位:かげきしょうじょ

『光り輝く舞台を夢見る少女達の奮闘』

 

随所に作品愛を感じられる作り、キャラクターの個性、声優陣の演技、本当に素晴らしかったです。とにかく早く続きが見たい!あんなに他人を寄せ付けなかったクールビューティーならっちの成長(?)は想定外でした。

 

 

 

 

 

 

1位:東京リベンジャーズ

『未来を切り開く過去へのリベンジ』

 

謎を呼ぶタイムリープミステリー×熱血ヤンキーもの。前半の盛り上がりはドラケンによるものでしたが、後半は血のハロウィンでの場地さん!マジかっけーっすよ・・場地さん。展開としてはよくあるものですが、キャラクターの魅力がすごい作品です。散っていった後に1話かけて場地回をやる構成力・・。泣くに決まってんじゃん・・。

 

 

 

 

まとめ

前期から継続の『東京リベンジャーズ』、夏開始の『かげきしょうじょ』の2強だったかなと個人的には思いました。TOP5以外はまあほとんど流し見だったかな・・(;・∀・)

 

 

 

【2021年春アニメ総括】

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【2021年夏アニメ序盤感想】

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【ヒロアカ映画第3弾】僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッションを観た感想(ネタバレ注意)

今回の映画もきちんと観てきましたよ(*´▽`*)

てなわけで視聴した感想です。

 

※本記事はネタバレを含みます

 

【ヒロアカ劇場版の感想記事】

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あらすじ

個性終末論を妄信し、個性持ちの粛清を掲げる団体『ヒューマライズ』。世界各地へ個性因子誘発爆弾を設置、2時間後に爆破を予告・・。世界各地へヒーローがかけつけるがそれはヒーローを誘い出すための罠だった・・

 

三者三様の戦い方

今回の映画は主役をデク、轟、爆豪の3人に絞っています。1作目は1-Aのクラスメイトが少しであとはデクとオールマイトが中心、2作目はクラスメイトの活躍を満遍なく描いていました。今回は最初から3人にメインを絞っていることで描写の分散をあまり感じることがありませんでしたね。あと、現在放映中のアニメ『エンデヴァー事務所インターン編』のメインでもある3人が主役を張る流れはスムーズでした。

 

爆豪

数日前に金ローでやっていた映画1作目を見た直後というのもあり、人格的な成長(態度は変わらずw)が見て取れました。そして、大胆で派手な戦い方でありながら実はクレバーな戦い方をする爆豪らしさも十分発揮されてます。クレイジーなヴィランが相手だっただけにより彼のスマートさが浮き彫りになっていました。岡本信彦さんの演技が凄まじく喉がダメになってしまうんじゃ・・?と心配になるほど鬼気迫るものがありましたね。

 

個性のコントロールが抜群にうまくなっていましたね。氷と炎どちらも放出するだけでなく形態を変化させたり、今までよりも広範囲に射出したりと個性を扱う部分での成長は劇中3人の中で一番感じられました。爆豪と連携してデクの意図を読み取り行動を起こした彼は班長的役割をこなしていましたね。

 

デク

今回は仲間と離れ別行動が多かったこともありゲストキャラであるロディを守りながらの回避・隠密が多く闘争ではなく逃走メイン。

 

デクもそうですが、今作は空中での動きを描くことが多く『世界』というスケール感が大きくなった舞台に合わせるように戦闘も広い空中を自由自在に動くことが多かったです。デクがエアフォースと黒鞭を習得したことで中遠距離攻撃が可能になった事で彼の行動の幅が広がった事にも起因するかもしれませんね。黒鞭を使った回避運動はまるでスパイダーマンのようで実にスクリーン映えする展開でした。 

 

ラストバトルでは慣れ親しんだ近距離インファイトを展開。このパターン自体はいつものパターンなんで目新しさはなかったですが、中盤までエアフォースと黒鞭による中遠距離攻撃を中心にしその対比により待ってましたこの展開!となりましたね。これはあえて狙っていた使い分けだったのかな・・?そうだったらしてやられました(笑)

 

今回のゲスト声優は・・?

デクと行動を共にしヒューマライズの野望を阻止すべく共に戦ったロディ役には吉沢亮さんが起用されていました。吉沢さん、プロの声優さん顔負けの演技力で全然違和感なくしっかりロディを演じられてました。1作目の生瀬勝久さんや志田未来さんもそうでしたが、ヒロアカのゲスト声優に起用される方は演技力が素晴らしいですね。

 

意外な配役『林原めぐみ』

これは結構重大なネタバレになりますが、林原めぐみさんが出演されています。エンドロールでお名前を観るまで出演されてることに気づきませんでした。それぐらいビックリするキャラでヒロアカに出演されてますので、今から視聴される方は注意深く耳を傾けながら映画を楽しんでみてください・・。

 

まとめ

わかりやすい展開と熱い戦闘シーン、スクリーン映えする作品ですので3度も映画化されるのも頷けます。世界を舞台にして各地にヒーローを分散させているだけに各キャラにあまりスポットが当たらず世界というスケールの大きさをあまり感じられませんでしたが、メインを3人に絞り彼らへスポットを徹底的に当て、3人だけの力(+ロディ)で最終決戦に臨みやりきった展開は3人のヒーローとしての自立を描いていたように思います。1作目はオールマイト、2作目はワンフォーオール、に助けられての勝利でしたからね。デク、轟、爆豪の3人、そしてロディの『成長』がテーマだったと感じました。